SNSシェアボタンShare buttons
いま見ているページの URL を、X・LINE・Facebook などの投稿画面へ渡すボタン群。URL のコピーを並べることも多い。
表示例
アイコン: Font Awesome 7 Free(fa-solid / fa-regular)
別名・英語表記
- シェアボタン
- 共有ボタン
- ソーシャルボタン
- SNSボタン
- ソーシャルシェアボタン
- SNS共有
- Share buttons
実装例
AIへの指示文
「SNSシェアボタン(Share buttons)」を実装してください。
## これは何か
いま見ているページの URL を、X・LINE・Facebook などの投稿画面へ渡すボタン群。URL のコピーを並べることも多い。
## 使いどころ
- 記事やキャンペーンのページで、読んだ人に広めてもらいたいとき
- スマートフォンで、LINE などへ URL を送る手間を減らしたいとき
## 実装の要件
- 各サービスの共有用 URL へのリンク(a 要素)で作る。X は https://x.com/intent/tweet?text=…&url=…、LINE は https://social-plugins.line.me/lineit/share?url=…、Facebook は https://www.facebook.com/sharer/sharer.php?u=…
- navigator.share()(Web Share API)が使える環境では、端末の共有シートを開くボタン1つにまとめられる。if (navigator.share) で分岐し、使えない環境(デスクトップの Firefox など)では個別のボタンを出す
- navigator.share() は HTTPS のページで、クリックなどの操作の中から呼ぶ。共有シートを閉じると AbortError で失敗扱いになるので、エラーとして表示しない
- URL のコピーは navigator.clipboard.writeText() で行う(これも HTTPS が要る)
- 各 SNS の公式ボタン(外部スクリプト)を読み込むと、表示が遅くなり、閲覧者の情報が各社へ送られる。共有用の URL へのリンクで作れば外部スクリプトは要らない
- 投稿されたときの見た目(題名・画像・説明)はボタンではなく、ページの OGP(og:title / og:image など)で決まる。OGP を設定し忘れると、URL だけの投稿になる
- URL と文言は encodeURIComponent で符号化してから共有用の URL に入れる。日本語や & が入ると途中で切れる
- 並べるサービスは読者が使うものに絞る。使われないボタンが並ぶほど、どれも押されにくくなる
- ブランド色の地に白い文字を載せると、コントラストが足りないことがある(LINE の緑 #06C755 と白は約 2.3:1)。文字を載せるなら色の組み合わせを測る
## アクセシビリティの要件
- リンクの名前を「X」「LINE」だけにしない。「Xでシェア」のように何が起きるかまで含める(見えない文字で補ってよい)
- アイコンは aria-hidden="true" にし、サービス名は文字で出す
- 新しいタブや小窓で開くなら、そのことを文字で伝える
- URL のコピーは button にし、コピーできたら role="status" の領域で「コピーしました」と知らせる
## 参考にする実装
この形を出発点にして、プロジェクトの命名規則・色・余白に合わせて調整してください。
```html
<div class="x-share-button">
<p class="x-share-button__h" id="x-share-button-h">この記事をシェア</p>
<ul class="x-share-button__list" aria-labelledby="x-share-button-h">
<li>
<a class="x-share-button__b" href="/share/x">
<i class="fa-brands fa-x-twitter" aria-hidden="true"></i>X<span class="x-share-button__vh">でシェア</span>
</a>
</li>
<li>
<a class="x-share-button__b" href="/share/line">
<i class="fa-brands fa-line x-share-button__line" aria-hidden="true"></i>LINE<span class="x-share-button__vh">で送る</span>
</a>
</li>
<li>
<a class="x-share-button__b" href="/share/facebook">
<i class="fa-brands fa-facebook x-share-button__fb" aria-hidden="true"></i>Facebook<span class="x-share-button__vh">でシェア</span>
</a>
</li>
<li>
<button class="x-share-button__b" type="button">
<i class="fa-solid fa-link" aria-hidden="true"></i>URLをコピー
</button>
</li>
</ul>
</div>
```
```css
/* 貼った先のリセットに頼らないよう、この部品の中だけ border-box にする */
.x-share-button,
.x-share-button *:not([class*="fa-"]),
.x-share-button *:not([class*="fa-"])::before,
.x-share-button *:not([class*="fa-"])::after {
box-sizing: border-box;
/* 貼った先の既定の書体に引きずられないようにする。書体が変わると
文字の幅と高さが変わり、枠のサイズまでずれる */
font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, "Segoe UI", "Hiragino Sans", "Noto Sans JP", "Yu Gothic UI", Meiryo, sans-serif;
}
.x-share-button {
width: max-content;
max-width: 100%; /* 狭い画面ではボタンを折り返す */
}
.x-share-button__h {
margin: 0 0 8px;
color: #606a7b;
font-size: 12px;
font-weight: 700;
}
.x-share-button__list {
display: flex;
flex-wrap: wrap;
gap: 5px;
margin: 0;
padding: 0;
list-style: none;
}
.x-share-button__b {
display: inline-flex;
align-items: center;
gap: 5px;
min-height: 40px;
padding: 0 10px;
border: 1px solid #8a93a3;
border-radius: 999px;
background: #fff;
color: #1b2028;
font: inherit;
font-size: 12px;
font-weight: 700;
text-decoration: none;
cursor: pointer;
}
.x-share-button__b .fa-brands,
.x-share-button__b .fa-solid {
font-size: 15px;
}
/* アイコンの色はサービスの色。名前を文字で添えているので、色は識別の補助 */
.x-share-button__line {
color: #06c755;
}
.x-share-button__fb {
color: #0866ff;
}
.x-share-button__b:hover {
border-color: #1d4ed8;
background: #f3f6fd;
}
.x-share-button__b:focus-visible {
outline: 2px solid #1d4ed8;
outline-offset: 2px;
}
/* 画面には出さず、読み上げにだけ渡す文字 */
.x-share-button__vh {
position: absolute;
width: 1px;
height: 1px;
margin: -1px;
padding: 0;
overflow: hidden;
clip-path: inset(50%);
white-space: nowrap;
border: 0;
}
```
## 出力の約束
- HTML と CSS を分けて出す。JavaScript が要るときは素の JavaScript で書き、UIフレームワークは使わない。
- 参考実装がアイコンに Font Awesome のクラスを使っている場合は、プロジェクトで使っているアイコンかインライン SVG に置き換えてよい。
- 上のアクセシビリティ要件を満たす。満たせない箇所があるときは、理由を添えて先に知らせる。
- 色・角丸・余白は既存のデザイントークンがあればそれを使う。無ければ CSS 変数として切り出す。
使いどころ
- 記事やキャンペーンのページで、読んだ人に広めてもらいたいとき
- スマートフォンで、LINE などへ URL を送る手間を減らしたいとき
注意点
- 各 SNS の公式ボタン(外部スクリプト)を読み込むと、表示が遅くなり、閲覧者の情報が各社へ送られる。共有用の URL へのリンクで作れば外部スクリプトは要らない
- 投稿されたときの見た目(題名・画像・説明)はボタンではなく、ページの OGP(og:title / og:image など)で決まる。OGP を設定し忘れると、URL だけの投稿になる
- URL と文言は encodeURIComponent で符号化してから共有用の URL に入れる。日本語や & が入ると途中で切れる
- 並べるサービスは読者が使うものに絞る。使われないボタンが並ぶほど、どれも押されにくくなる
- ブランド色の地に白い文字を載せると、コントラストが足りないことがある(LINE の緑 #06C755 と白は約 2.3:1)。文字を載せるなら色の組み合わせを測る
アクセシビリティの要点
- リンクの名前を「X」「LINE」だけにしない。「Xでシェア」のように何が起きるかまで含める(見えない文字で補ってよい)
- アイコンは aria-hidden="true" にし、サービス名は文字で出す
- 新しいタブや小窓で開くなら、そのことを文字で伝える
- URL のコピーは button にし、コピーできたら role="status" の領域で「コピーしました」と知らせる